きもの生洗い

着物の生洗いを説明をしたいと思います。

 

生洗い(いきあらい)とは

きものや襦袢、羽織などを洗う方法の1つで、仕立てを解かずに洗うことをいいます。京都では「生き洗い」というと、仕立てを解いて羽縫いし、反物に戻して、水につけて洗うことをいいます。「染を傷めず、生かす」技術力からこのように呼ばれたようです。

仕立てを解かずに洗うことを「丸洗い」とも呼びます。「丸洗い」は着物をそのままドライ機で洗うことで「生洗い」は一枚一枚ブラシで洗うことを言うようですが、現在では呼び方が様々になっており加工している工場や職人さんによって意味合いが微妙に違っている印象です。

着物の縫い糸を解いて、反物の状態にしてから洗うことを「洗い張り」と呼びます。

 

当店ではお客様の希望に沿ったクリーニングを行っております。

お客様がお任せになったお着物は、当店で判断した最適なクリーニング方法でクリーニングいたします。